2010年12月16日木曜日

日学・冬じたく

急にお寒くなりました・・・。予測では今年の冬は格別に寒くなるとか。 
いやなだぁ・・・。さて、ご存じの通り、日本学園の一号館は昭和11年に 
竣工した学園のシンボルであり、この夏、最先端のテクノロジーを駆使した 
耐震補強が施されました。地震に負けない堅牢さを秘めて生まれ変わった 
一号館ですが、いまだにひとつだけ、以前と変わらないものがあるとしたら・・・ 

 
見よ!カッコよく、美しく、そして、よく冷えるエントランスを! 

それはエントランスの寒さ、かもしれません。重厚な趣を見せる
高い天井と柱、ライブもできそうな広いホール、レトロな味わいのある吹き抜け・・・。
故今井兼次先生の美学が随所に光る、永遠に色褪せない造形美は、
その大胆な空間構成と引き換えに、冬はしんしんと冷えるのであります。。


 
待ってました!日校、冬の風物詩! 

そこで大活躍するのが、この石油ストーブたちであります。
今年もそろそろ・・・と思っていたら、ちゃんとスタンバイしておりました!
これからの季節、このストーブたちは団結して熱く燃えたぎり、
エントランスの冷気と闘い続けるのであります。
石油の香りが何ともいえない冬の静謐な時の流れを演出し、
一号館の風格を一段と味わい深いものにいたします・・・。
なお、各教室には最新の空調機器が入っておりますので、
受験生諸君はご安心を。もっとも一号館は厚い石釜のようなもの。
一度温めた熱気は逃しませんぞ。むしろ眠気にご用心。

梅窓会 広報部会

0 件のコメント: