2011年1月30日日曜日

硬式野球部100周年祝賀会・開催!

1月29日(土)18:30~世田谷区民会館にて、昨年創部100周年を迎えた硬式野球部の祝賀会が盛大に開催されました。会場には硬式野球部OB、学園関係者、高校・大学・社会人野球界等で活躍中の来賓を中心に180名を超える方が来会。明治43年の創部以来、良き伝統を脈々と受け継いできた硬式野球部の歩みを振り返り、旧交をあたため、さらなる飛躍を誓う祝賀会となりました。

創部明治43年。100年の伝統を原動力に、さらなる飛躍を誓う! 


挨拶を述べる硬式野球部OB会会長・佐藤昌幸氏(S40年卒) 


谷川校長の祝辞・乾杯~記念撮影の模様を映像でご覧ください! 


思い出を語るMr.社会人野球、HONDA野球部の西郷泰之氏(H3年卒) 


感謝と決意を述べる八木監督(H7年卒)・野球部員代表者 

当日は写真の方々を始め、来賓のお客様、高校・大学・社会人野球界を代表する
日本学園硬式野球部OBより、多数の祝辞・挨拶をいただきました。

*開会の辞:日本学園硬式野球部OB会・副会長・市川秀雄氏(S42年卒)
*祝辞:   前世田谷区教育委員会教育長・津吹金一郎様
*祝辞:   東都大学野球連盟事務局長・白鳥正志様
*祝辞:   日本学園梅窓会副会長・宮原洋一氏
*挨拶:   元日本学園硬式野球部OB会・会長・白浜重海氏(S24年卒)
*挨拶:   元セントラル自動車野球部監督・大森良樹氏(S33年卒)
*挨拶:   ㈱マスターズリーグ社長・一木良文氏(S38年卒)
*挨拶:   北翔大学野球部監督・大西昌美氏(S50年卒)
*挨拶:   東京農業大学生物産業学部野球部監督・樋越勉氏(S51年卒)
*挨拶:   NTT東日本野球部コーチ・安田武一氏(S63年卒)
*挨拶:   日本学園硬式野球部・父母会代表者
*閉会の辞:日本学園硬式野球部OB会・副会長・江島誠氏(S58年卒)



梅窓会 広報部会

2011年1月28日金曜日

「漢の花園」Vol.8睦月

今週の日学HP「校長日記」で、谷川校長が「個として(グローバル競争力)を!」と題して、国際化社会における英語力の大切さを生徒たちに力説されています。僕も外資系広告会社に勤務していた時代に、英語・英会話で苦労した経験があり、誠に耳の痛い話です。そんな僕でも、時々「へぇ~」と感服してしまう英語表現と出会うことがあります。昨年7月にご紹介したアジサイもそのひとつ。アジサイの英名・学名「Hydrangea」は「水の器」という意味だそうです。一方、日本では「藍色が集まったもの」を意味する「あづさい(集真藍)」が語源とのこと。アジサイの花を「青(水)を湛えた器」に例える英語圏の人々、「青を集めた塊」に例える日本人、この両者の感性を育んだ背景には何があるのか?興味は尽きません。学びは発見と感動の冒険だ!・・・と気付いたときは不惑も半ば。後悔先に立たずであります。

シクラメン(篝火花:サクラソウ科) 

シクラメンに因む伝説に、ソロモン王が王冠に花のデザインを施したいと思い、様々な花と交渉するが断られ、唯一承諾してくれたシクラメンに感謝すると、それまで上を向いていたシクラメンの花は、うれし恥ずかし、うつむいてしまった、というものがあります。なんとも美しい話です。シクラメンには「篝火花(カガリビバナ)という和名もあります。この花を見たある日本の貴婦人が「かがり火のような花ですね・・・」と言ったのを聞いた植物学者の牧野富太郎氏が名付けたとのこと。学園に咲くシクラメンは、割れた鉢から転がり出た球根が定着したものだそうです。うつむきあって灯る篝火のような半野生のシクラメンに、日溜まりの温もりを感じました。

ムラサキカタバミ(紫片喰:カタバミ科) 

すごいですねぇ~・・・我が母校は。春本番から咲き出すはずのムラサキカタバミが、もう花を咲かせていました。咲いていたのは一号館とテニスコートの間に立ち並ぶヒマラヤ杉の根元であります。それもそのはず、ここは学園の中でも南向きで日当たり最高の一等地なのであります。ムラサキカタバミはクローバーに似ているので紛らわしいのですが、前者の葉はハート型、後者の葉は丸型だそうです。この植物も江戸時代末期に観賞用として輸入された外来種とのことですが、あまりに増えすぎて、今では雑草扱いされているようですね。しかし、ありふれた花といえども、花の少ない冬に出会いますと、それなりに感動するものです。昼間はともかく、夜寒はこたえることでしょうねぇ・・・。

バラの実(薔薇:バラ科) 

日本学園にはバラもキャンパスの各所に息づいております。その大半は野バラ化しており、四季を通じて可愛いピンク色の花を咲かせております。で、僕が今年、特に期待しているのが、この小ぶりな実を付けたバラの開花。なぜかと申しますと、このバラは木造棟の裏に沿ったフェンスに枝を広げており、いずれトレリスに絡んだバラの壁となることを予想させるからです。学園スタッフのどなたかが、そうなるようにとの願いを込めて枝を結わえたのでしょう。素晴らしいアイディアです。男子校の校内は荒削りでほったらかし、という印象をお持ちの方も多いと思いますが、我が母校はちがいます。日本学園のキャンパスには自然の恵みを大切に、美しく育みたい、という想いが注がれているのです。

ダイダイ(橙:ミカン科) 

「満を持して・・・」とは、彼のために用意された言葉かもしれません。青く小ぶりな実を付けていた初秋~淡いオレンジ色に染まっていった晩秋~色づく金柑や柚子たちの同族を尻目に我慢を重ね、そして迎えた冬本番。写真のような見事な橙色になるまで、僕はずっと待ち続けていたのであります。どうです、まさにKing of Mikan!  しかも彼は学園正門手前の角地に根を下ろし、明大前駅方面からやってくる通行人に、見事な実りを誇示するだけでなく、「日本学園 創立明治18年」という看板をカラフルに引き立て、その実りを生徒たちの「実り多い学園生活」に重ね合わせ、母校のイメージアップにも貢献しています。なんと働き者のダイダイか。まさにオレンジ色の憎いやつ、であります。

広報部会 S56卒 永澤

2011年1月26日水曜日

柔道部・東京都予選会で個人戦優勝!

東京の強豪として、その名を全国に轟かせる柔道部が
「全国高校生柔道大会・東京都予選会」の個人戦で見事優勝しました!
全国大会への切符を手にしたのは、-81Kg級の上田達彦君です。 

上田君は順調に勝ち上がり、決勝戦では日体荏原高校の選手を相手に
粘りに粘り、最後は旗判定で勝利。全国大会へ出場します。
上田君、本当におめでとう!全国大会もベストを尽くして頑張れ!

技あり一本!の瞬間を思わせます・・

来る1/30~団体戦が始まります。
日本はもちろん、世界の舞台も照準に入れて日夜練習に励む柔道部の後輩たち。
OB各位の熱き応援をお願いたします!

全国高校生柔道大会」の詳細はこちら!

日本学園HP柔道部の対戦記録・試合予定はこちら!

梅窓会 広報部会

2011年1月25日火曜日

富「土」記-2~土手あればこそ~

先月、当ブログで「初霜おりる」と題して紹介した記事がございます。
この稚拙な記事を今一度読み返してみますと、我が母校は世田谷区という
都心の一等地にありながら、土で占められた広大なキャンパスを持っております。
在学中は、それが当たり前でしたが、世間の事情に通じた大人になりますと、
やはりこれは凄い価値だな・・・と実感するわけです。


そこで「初霜おりる」を『富「土」記(ふどき)-1~初霜おりる~ 』と改題し、
「日本学園で学ぶことは、土に親しむ特権を享受すること」、というコンセプトの下、
キャンパスで発見した「土のある風景」を不定期でお届けすることにいたしました。
たかが土、されど土。受験生諸君、梅窓会のお兄さん・おじさんたちは、
君たちがドロまみれになって走り、ころび、笑う日を楽しみにしておりますぞ。 


日本学園には広大な土のグラウンドと、テニスコート3面を余裕で展開する
アスファルトの校庭があります。グラウンドは校庭より少し高い位置に
広がっており、両者は昔から土手の段差で区切られております。
なぜ土手があるのか?上の写真をご覧あれ。実は学園の敷地は
豪徳寺方面(手前)に向かって緩やかな登り勾配になっております。従って
スタートダッシュ時には脚に適度な負荷がかかり、筋力鍛錬に効果絶大!
というわけ。しかしグラウンドや校庭に傾斜は不要。そこで土手を設け、
水平二段構えとなったことは明らか!とつまらん理屈に紙面を割いたナ・・・。 


今回ご紹介するのが、その土手に最近登場した土の階段であります。
おそらく生徒たちがこさえたものと思われます。
土手には立派な?アスファルトのスロープがありますので、
あえて階段を新設する必要もないはずですが・・・?
まあ理由はともあれ、この階段を生徒たちが作ったものと仮定して、
その労苦と達成感を想像すると、なかなか楽しくなって参ります。
生まれて初めて土の階段を作った生徒も多かったことでしょう。
「疲れたけど、出来上がった瞬間はうれしかったなぁ!」。
そんなドロまみれの面々が心に浮かびます。 


それともうひとつ。土手にぽっかりと口を空けた穴も発見しました。
これを掘削した目的も、まったく不明です。まるでアナグマが掘ったかのような
絶妙な直径・角度・深さ。木の根を掘り起こしたのかもしれませんね。
「土の階段にせよ、謎の穴にせよ、疑問があれば学園に聞けばよい・・・」と
思われる諸兄もいらっしゃると思いますが、失礼ながら、それは無粋というもの。
事実は何であれ、日本学園に入学したからこそ、生徒たちは土に親しんだ贅沢な
思い出を作ることができるのだ、と得心できれば、それで充分ではありませんか。
ですから事務室のみなさん、真実は教えないでくださいね。

梅窓会 広報部会

2011年1月24日月曜日

冬の事務室にて

梅窓会・運営委員。それは母校発展とOB親睦促進のために、
「いったい、いつまで続くんだ、この不景気は!」とボヤきつつ、
さまざまな人生のしがらみを適度に放置しながら、
あるときは学園に、あるときは応援旗の下に出没する日校OBたちである・・・。 

というわけで、運営委員は母校を訪れる機会が多いのであります。
なかんずく広報部会のメンバーには会活動のPRという使命があるため、
訪問も頻繁であります。もっとも学園は教育の場であり、
その主役は先生方と生徒たち。ですから、みなさんのお邪魔にならぬよう、
訪問は常に粛々と行われております。

そんな広報部会が日頃お世話になっているのが事務室のみなさん。
入校・撮影許可の手続きや学園行事の情報入手など、
いつも親切に対応してくださいます。実は先日、ちょっとした打合せで
事務室内に招かれました。これはそのとき発見した写真であります。

事務室のロッカーに貼られたカラーコピーです。左の一枚は過日ご紹介した
母校OBのお母様で水彩画家の林真理氏が描いた作品であります。
フムフム・・・で、右のモノクロ写真に写っている純真&精悍な青年二名は・・・?
え・なんと!これは谷川校長と和田事務長のツーショットでありました!

日本学園高校を卒業後、東京大学文学部へ進学した頃の谷川校長(右)と
当時日本学園高校2年生で新聞部の副部長だった和田事務長(左)です。
今でもお二人は若さみなぎる大人の男ですが、さらにワをかけて若い!
谷川先輩の表情には、既に気鋭のジャーナリストを目指す闘志が感じられます。
和田先輩は水も滴る紅顔の美少年、といった趣でしょうか・・・。

写真のエピソード「職員室リレートーク」和田事務長編はこちら!

で、可愛い(失敬)谷川校長の写真も発見しました(笑)。
左から三番目、スカートらしきものをはいて歌っていらっしゃいます。
日学時代の文化祭風景とのこと。かなりピントが甘いのですが、
谷川校長であることが確実にわかります。暖房が効いた冬の事務室。
そこには時を越えて結ばれた、先輩・後輩の絆を感じる写真が、
さりげなく貼られていました。入試まであとわずか。
悠久の大河のごとき卒業生の人生の流れに、今年も新しい後輩たちが加わります。
世の中不景気だけど、何はともあれ、俺は日本学園OBの一員でよかったなぁ・・・。
改めてそんな気持ちになりました。

梅窓会 広報部会  

2011年1月23日日曜日

あれから49年。

昨年暮れの大掃除のとき、自宅本棚で見つけた白黒写真5枚。

最近のカメラのようにパノラマ機能もなく、校舎全景を分割して撮影している。
いつ撮ったのか、どんな想いで撮っていたのか、写真の裏に記録はなく、
記憶も判然としないのがいかにも残念だ。
ひとけもない閑散とした校庭なので、冬休みに入って、
受験用の成績証明書などを受け取りに来たときに撮ったものかな、と思っている。
いずれにしても、昭和37年卒業当時には間違いない。

突然出てきた写真。大掃除の手を休め、
往時の学生時代を思い出して、しばし感慨にふけった。
では昭和37年冬の学園風景を。

正門

正面玄関前
現在と比べれば明らかだが、正門玄関前に杉浦重剛像がなく、
取り巻く木立も少し細く見える。

当時の講堂。
その講堂を向いた写真は木々に葉もなく、ベアグランドの白いものは
霜柱のようにも見える。まさに季節は冬だと確信できる。 

1号館校舎。

校舎に向かって左隅に見える木造建物はかっての柔道場。


運営委員 S37卒 君塚

2011年1月21日金曜日

我流展景-日校Photoスケッチ(1月-2)

その温もりを乞うごとく、かいなを伸ばす裸梢の群像。 

大寒の空にそびえる、スズカケの白き幹肌。 

幾星霜の冬を越え、この学び舎に立つ。 

鈴生りの恵みに椋鳥は集う。 

冬の主役は青き空なり。 

学園の木々は描く。その裸身を淡青のキャンバスへ。 


S56卒 広報部会 永澤

2011年1月19日水曜日

You-tube 『学園風景』第一弾できました!

当ブログで、四季折々の母校の表情をお伝えする『学園風景』シリーズ。
おかげさまで、ご好評いただいております。

広報部会では、今後『学園風景』のYou-tube版も制作していきます。

その第一弾は、秋の黄葉編です。
鮮やかな黄金色に染まった美しい母校の姿を
心に染み入る鐘の音の校歌と共にお楽しみください。
近日中に紅葉編もアップいたします。ご期待ください。

画面左下のボタンクリックで視聴スタート・停止ができます。

梅窓会 広報部会

2011年1月18日火曜日

日学バスケ部、熱き新人戦終わる。

既報のように1月16日(日)10:30、都立駒場高校体育館で、
新人戦ベスト5~8位を決定する熱き戦いがスタートした!
対足立学園戦では第1Qからリードを奪われ、残念ながら64:81で惜敗。

なんの!くじけてなるかと16:30~7位決定の都立城東戦へいざ出陣!!
第1Qは16:18と2点のビハインド、第2Qでは43:39と日学が逆転。
しかし、第3Q57:62で都立城東の逆転を許してしまった・・・。危うし日学バスケ部!
そして迎えた第4Q。果敢な攻めにも関わらず75:82と点差が詰められず
惜敗となってしまった、が!結果は堂々の8位!

ベスト8に勝ち進んだチームの実力は伯仲しており、一瞬のミスが命取りになる。
さらに各校チームともディフェンスがしっかりしており、ゴール板下からの
シュートがなかなか打ち難く、3ポイントシュートの成功率の高いチームが勝利を
つかむ傾向にあった。この過酷な条件下において、我らが日学バスケ部は、
ポイントゲッター1名が骨折で試合に出られず、フルメンバー出陣が
不可能であったにも関わらず、それを逆にチーム全員のイグニッションとし、
男気と闘志を奮い立たせてベスト8まで勝ち進んだのだ!
なんと素晴らしいことか(涙)!

日学バスケ部の選手諸君に改めてエールを贈りたい。
最後まで感動的な戦いとプレーの数々を、ありがとう!ありがとう! 

「華麗なプレーでベスト8に輝く炎のファイターたち!」*ブログ掲載了承済み



バスケ部OB代表 S34卒 髙橋

2011年1月16日日曜日

速報!バスケット・ボール新人戦本大会。5位~8位決定戦

去る1月10日(月)、見事ベスト8入りを果たした日本学園バスケット・ボール部は本日16日(日)、都立駒場高校で行われた5位~8位決定戦に臨みましたが残念ながら東京都8位という結果に終わりました。しかし怪我などで故障者の多いなか、強豪相手によく粘って粘って戦ってくれました。
前回の試合と同じように逆転する場面もあり、両者ともに実力は拮抗しており、惜しい試合結果でありました。そして前回と今日の試合を通じ、高等学校の バスケット・ボールの面白さ、素晴らしさを改めて実感し、思う存分楽しませていただきました。新人戦でのベスト8進出は日本学園 バスケット・ボール部として初の快挙で素晴らしい成績です。

本当にバスケが好きで好きで仕方ない日本学園のバスケット・ボール部員達。
リードされても必死にボールを奪い、相手コートに懸命に攻め入る選手を見ていると次回の試合に繋がる確かな手ごたえを感じたのは私だけでしょうか。

今日は負けましたが、しっかりと試合のレビューを行い、弱点を補強しひとまわり成長して必ずや次に良い結果を出してくれることを願って、今日の試合の応援レポートとさせていただきます。
部員の皆さん、コーチ、監督、素晴らしい試合をありがとうございました。
そして3年生の諸君、保護者の皆さん、 バスケOBの方々、お疲れ様でした。

対足立学園高校戦:5位~6位決定戦(左が日本学園)
第1Q:14:21
第2Q:33:45
第3Q:53:61
第4Q:64:81

対都立城東高校戦:7位~8位決定戦(左が日本学園)
第1Q:16:18
第2Q:43:39
第3Q:57:62
第4Q:75:82

体制を整え足立学園コートに攻め込む日学(青のユニフォームが日本学園)

広報部会 S44卒 中村

2011年1月15日土曜日

日学OB、2010秋の叙勲「旭日双光章」を受章!

2010年、秋の叙勲において、日学OBの髙木光氏が「旭日双光章」を受章されました。髙木氏は昭和30年に日本学園を卒業。東京農業大学に学び、会社役員を経て、東京都狛江市の市議会議員として、長きにわたり狛江市発展のために尽力されてきました。今回の受章は髙木氏の地方自治への貢献に対する、高い評価に基づくものです。

旭日双光章を胸に付けた髙木光氏 

来る2月13日(日)には、各界のオピニオンリーダーを発起人とし、髙木氏の功績を称え、受章を祝う「髙木光・旭日双光章受章祝賀会」が新宿の京王プラザホテルで開催されます。

*旭日双光章とは?
「旭日章」のひとつで2010年秋の受章者は30名。旭日章(きょくじつしょう、Orders of the Rising Sun)は日本国の勲章のひとつ。1875年(明治8年)4月10日に制定された。国家または公共に対し功労がある方の中で、功績の内容に着目し、顕著な功績を挙げた方に対して授与される。今回の受章者で生徒諸君に親しみある方としては、漫画家の松本零士氏(旭日小綬章)が上げられる。

髙木家寄贈の長屋門 

髙木氏は市議会議員としての活躍のみならず、江戸時代中期から続く旧家、髙木家19代目当主として、江戸末期に建造された同家の「長屋門」を市民の要請に応え、「狛江市立古民家園」に寄贈するなど、市の文化事業にも多大な貢献をされています。髙木家長屋門は2010年1月に復元が完了し、現在、一般公開されています。ぜひ狛江市立古民家園へ足をお運びいただき、150年前の匠の技と風格ある佇まいをご覧ください。

2010年2月K-Press「長屋門」復元記事はこちら!

狛江市古民家園アクセスはこちら!

広報部会 S30年卒 安藤

2011年1月14日金曜日

にちがくバスケ部・新人戦の熱き戦いは終わらない!!

去る1月10日(月)、
日学バスケ部は見事ベスト8入りを果たしたが、
これで終わりと思ったら大間違いだ!
いよいよ「ベスト5」を目指す大戦が始まるぜ!

日時:1月16日(日)10:30 トスアップ予定
会場:都立駒場高校(井の頭線・駒場東大前駅)
VS 足立学園高校

千住宿場のツワモノ、足立学園戦に勝利して、
別ブロックの國學院久我山高校(昨年4位)VS
都立城東高校(昨年5位)の勝者も撃破!
ファインプレーで5位の栄冠を勝ち取るのだ!
みんなで応援に行こう!



S34卒 髙橋

2011年1月13日木曜日

来たれ受験生!自分らしく成長できる日本学園へ!

2月初旬から、いよいよ日本学園の入学試験が始まります。

情報を見極め、信じられる受験校選びを
近年、首都圏では中学校を新設する私立校が爆発的に増えました。
また、インターネット等の普及に伴い、各校の情報も手軽に
入手できるようになりました。この状況は受験生の保護者のみなさまにとって、
志望校も、その選択に役立つ情報ソースも増え、喜ばしいことだと思います。
しかし、学校数や情報ソースが増えたとしても、
最終的にご子息が入学する学校はひとつ。だからこそ、
氾濫する情報に惑わされることなく、ご自分の目と耳で確かめ、
信じられる学校を選ぶ姿勢が、より重要度を増しているのではないでしょうか。

昭和25年・日本学園中学校の新入生たち 

日本学園は都内私立中学教育のパイオニア
日本学園は昭和23年(1948年)、新学制に伴い、
旧制日本中学校から日本学園中学校・高等学校となりました。
中学校は戦後の公立中学入学者の増加等により、
昭和41年から一時休眠しましたが、平成8年に募集を再開。その歴史を見ても、
日本学園は都内に私立中学がほとんど無かった時代から、少数精鋭の
中学教育を推進してきたパイオニアであることがお分かりいただけると思います。

昭和26年・OB吉田茂首相の来校を歓迎する生徒たち 

日本を動かしてきた先輩たちを誇りに学ぶ生徒たち
創立から125年の歴史を誇る日本学園。
その歩みは日本の近現代史を映す鏡である、と申し上げても過言ではありません。
時代を動かしてきた綺羅星のごとき先輩たち。
最近では、その事実を知らずに入学し、入学後に保護者共々驚いた・・・
という生徒たちもいるようです(笑)。次世代をリードし、社会に貢献する
有為な青年を、ひとりでも多く世に送り続ける。それが日本学園の伝統です。
在校生は教科書やマスコミで紹介される先輩たちの活躍を誇りに、
僕もいつかは・・・という思いで日々勉学・スポーツに励んでいます。

昭和48年・長蛇の列を作る、日学を目指す受験生と保護者 

揺るぎない信念で、個性を伸ばす男子教育を推進
近年、共学化する私立の男子校・女子校が増えています。
その中には、少子化に対応した安易な経営戦略としか思えない
ケースも見受けられます。共学にも男女別学にも、それぞれの良さがあり、
一概にどちらが優れているとは断言できませんが、大切なことは、
”いかに明確な信念と教育内容で共学・別学を推進しているのか”
ということではないでしょうか。また、共学化が広がる中、
昨年の「第1回男女別学教育シンポジウム」では、
別学による学力アップの効果が報告されています。
男女別学は今、改めて脚光を浴びつつあります。

日本学園は伝統ある男子校であり、ブレない教育を貫徹する希少な存在として、
今後、ますます注目されることは間違いありません。

生徒に声をかける谷川校長。少数精鋭教育がもたらす効果は計り知れない 

OB・訪問者の心を動かす、生徒・保護者の笑顔と真剣味
私たち梅窓会は日本学園の発展をサポートするOB組織であり、
ここ数年、その活動は活発化し続けています。
なぜ私たちは手弁当も辞さず、学園の発展に協力を惜しまないのか。
その理由は、現在の母校と生徒たちの姿に、
校史に刻まれるであろう大きな飛躍への勢いを実感しているからです。

私たちはミーティングや取材、クラブ活動の応援等で頻繁に学園を訪れます。
そのたびに見かけるのが、生徒と保護者の明るい笑顔と
何かに打ち込む真剣な眼差しです。
そこには”日本学園を選んで本当によかった”という「気」が満ちています。
だからこそ、私たちOBも応援したくなるのです。
これはOBの欲目を排した真実です。
笑顔や真剣味は単なる数値目標やシステムから生まれるものではありません。
それは実際に日本学園のキャンパスを訪れていただければ、
必ずや感じていただけるはずです。

受験まであと半月。
私たち梅窓会は、桜咲く4月のキャンパスでご子息を
後輩としてお迎えする日を楽しみにしています。

梅窓会 広報部会

2011年1月12日水曜日

「漢の花園」ANNEX(梅窓‐冬旱)

今年は殊の外、寒い新年となりました。
2011年も「漢の花園」をよろしくお願い申し上げます。

さて、バスケ部東京都ベスト8決定など、ここ数日、
寒さもぶっ飛ばすほどヒートアップする梅窓会ブログ。
その一方、学園の森は静かな冬枯れの季節に入りました。
冬来たりなば春遠からじ・・・。新年最初の「漢の花園」は、
そんな想いを抱かせる、梅窓会のシンボルからスタートしましょう。

ウメ(梅:バラ科・サクラ属) 

この冬一番の冷え込みを記録した月曜日。
そろそろ一番花も咲く頃か・・・と予測して踏み込んだ冬の森。
バッチリ、ぱっちり咲き始めていた白梅であります。
現代では「花見」といえば「桜」ですが、奈良時代以前には
「梅」であったとのこと。このクソ寒い季節、なぜに花見を・・・?
さぞ熱燗が進んだのでは?と考える僕は、まさに俗物丸出しであります・・・。

ウメ(梅:バラ科・サクラ属) 

言うまでもなく、日本学園の同窓会組織名は「梅窓会」です。
その名は校祖杉浦重剛先生の雅号「梅窓」にちなむもの。
先生は他に「天台道士」という雅号もお持ちでした。
生徒諸君は一号館エントランス壁面の巨大な揮毫(きごう)を
よく見るように。「天台道士」と刻まれていますよ。
「雅号」の意味は先生方に質問してくださいね。

杉浦重剛先生墓所(文京区・伝通院) 

ウメ(梅:バラ科・サクラ属) 

校内で花を咲かせた梅枝を教職員・在校生の代表者が杉浦先生の墓前に手向け、
遺徳を偲ぶ学園の伝統行事が「景迎会」(2月)であります。
杉浦先生のお墓は上の写真のように梅の古木に囲まれております。
よほど梅がお好きだったのでしょう。
「景迎会」の模様は来月レポートする予定です。お楽しみに。
「東風吹かば にほひおこせよ梅の花 主なしとて 春な忘れそ」
結びは学問の神様、菅原道真公の歌で受験生へのエールに代えさせて頂きます。

広報部会 S56卒 永澤

2011年1月11日火曜日

速報! ベスト8。1月10日、東京都高等学校バスケット・ボール新人戦本大会

凍てつくような寒さとはこのような天気を言うのでしょうか。東急田園都市線、駒澤大学前駅の階段を上がり地上に出ると、天気予報どおりの冷たい北風が頬を刺すような厳しい寒さです。しかし駒沢室内球技場のバスケット・ボール新人戦本大会は熱気に包まれていました。3回戦に駒を進めた日本学園の今日の対戦相手は世田谷学園高校、試合は順調なすべり出しでしたが第2Qで37:39とリードされる。しかし第3Qの5分過ぎから猛反撃で49:47と逆転。その後、58:50と日本学園がリード、相手はたまらずタイム。結局第3Qは61:58で終了し、最終の第4Qへ。第4Qは日本学園ペースでシュートが良く決まり結局、15点差の91:76で勝利。この時点で東京都でのベスト8を確保しました。

勝利に酔っている暇も無く、1時間半後の夕方5時30分より引き続き4回戦がスタート。対戦相手は早稲田を破って勝ち上がってきた保善高校。日本学園は第1Qは17:19、第2Qも34:37とリードされ、折り返して第3Qも49:56と相手側にリードされる。いいところまでいくのですがシュートがなかなか決まらず歯がゆい。最終第4Qで逆転に成功する場面もあり、ベスト4が脳裏にチラチラと過ぎりましたが、71:75の僅差で敗退となりました。もう一歩でした。手に汗握って応援した我ら梅窓会関係者、バスケット・ボール部OB。休日にもかかわらず駆けつけていただいた校長先生。大きな声援を飛ばしていた父兄の皆さん。そして大きなメガホンを使って懸命に後輩を応援してくれた3年生諸君・・・みんなが感動しました。実に良い試合を見せてくれました。ありがとうございました。まだまだ始まったばかりです。これからです。梅窓会はこれからもバスケット・ボール部に熱き応援を送り続けます。

対世田谷学園戦:シュートが気持ちよく決まりだす日本学園(青のユニフォーム) 

対保善戦:反撃に転じる日本学園(白のユニフォーム)

★5位~8位順位決定戦
時間 1/16(日)10:30トスアップ予定
会場 都立駒場高校(井の頭線駒場東大前駅下車)
VS    足立学園高校

バスケットボール部の活動記録・写真(学園HP内)はこちら!
http://www.nihongakuen.ed.jp/cumpus/club.php?id=9

梅窓会 広報部会 

2011年1月10日月曜日

1月運営委員会報告

1月8日(土)14:00~2011年度のスタートを切る運営委員会が開催されました。
当日は20名を超える運営委員・理事・オブザーバーが寒風にも負けず出席。
谷川校長・和田事務長・堀内理事もご参加いただき、
躍進の2011年を予感させる活発な討議が行われました!

1月運営委員会TOPIX 

<谷川校長・新年のご挨拶>
   耐震工事・学園活性化への協力等に対し、
   谷川平夫校長より御礼を兼ねたご挨拶をいただきました。

■総務部会 
*梅窓会オリジナルデザイン年賀状の発送報告。

*3月卒業生への記念品検討。
    3タイプの候補を絞り込んだ上で、
    実際にサンプルを手に取り、全員で検討し決定。

*2010年度創発学「あつき恵み教室」終了報告。
    生徒のキャリア教育の一環を担うプログラムとして、
    OB協力の下に展開された「あつき恵み教室」。
    豊かな社会経験を持つOBと前途ある

    中学2年生たちによる活発なディスカッションが展開されました。 
   
    「創発学」のコンセプトはこちら!

*硬式野球部創部100周年記念式典への出席
    来る1/29(土)に開催予定の「硬式野球部創部
    100周年記念式典」に梅窓会代表者が出席いたします。
    (同式典への参加は招待者のみとなります)

    2010総会野球部100周年激励会」の模様はこちら!

2010年夏の東京大会直前「硬式野球部激励会」の模様はこちら!
    http://baisoukai.blogspot.com/2010/06/blog-post_28.html

■広報部会
*梅窓会PRパンフレット制作進捗状況の報告。

■組織部会
*名簿管理システムのMSアクセスリリースへ
    向け引き続き移行準備中。

■会計部会
*会費納入状況・会費納入OBへの通信発送報告。
    会計部会では会費納入の会員各位へ、
    御礼と納入確認のはがきをお届けすることにいたしました。
    会費は当会活動の基盤であり、当会を介して,
  卒業生と母校の絆を結ぶために不可欠な原資です。
    引き続き会員各位のご理解・ご協力をお願い申し上げます。

■その他審議事項 
*矢澤オブザーバーを中心に運営委員の親睦強化に
    向けた討議が活発に行われました。
*小川理事より理事報告。


記念品デザインに関して意見を述べる石戸谷OBS 

運営委員会終了後は明大前駅前で新年会を開催。
石戸谷オブザーバーを始めとする若手会員も参加し、
活気あふれる新年度の幕開けとなりました。

梅窓会 広報部会

バスケットボール新人戦本大会速報!

昨日10:00より世田谷学園にて、対都立東大和高校戦が行われました。
母校バスケ部精鋭たちがシビレる試合を展開し、80:76で見事逆転勝利!!
3回戦にコマを進めました。
本日の試合は14:30から駒沢屋内体育館にて。
日学OBのみなさま熱き声援よろしくお願いします!

激しい攻防から

ナイッシュート!

心技一体、明日も燃えろ、日校健児!!

梅窓会 広報部会

2011年1月9日日曜日

我流展景‐日校Photoスケッチ(1月‐1)

2011年元日。新春の静謐と紺碧の学園をご覧ください。

清冽な光を浴びて、瞑想する自由の学府。 

冬空の青さに際立つ、清々しき緑青の色。 

空と石柱を切り取る硝子の表情。 

学は、もって已むべからず。青は藍より出でて藍より青く・・・「筍子」勧学篇 

紺碧の空に伸びゆく裸梢のごとく。 

新しき年、新しき自分へ、そのすべてを鍛えるために。 

日校健児は、このフィールドへ戻ってくる。 

今年もがんばれ、後輩たち。 

広報部会 S56卒 永澤