2013年1月19日土曜日

母校のシンボルが雪の重みで自然剪定!

先週日曜日、首都圏は近年にない大雪に見舞われました。翌月曜日、銀世界の日本学園を撮影するべく、出勤前に雪を踏みしめ母校を訪れた広報部員の目に飛び込んできた風景は、雪の重量に耐えかねて数多の枝を落とした一号館アプローチの樟(クスノキ)でありました・・・


一号館アプローチの樟は、日本学園の前身である旧制・日本中学校が、大正4年(1915年)11/14に、大正天皇御即位礼記念として、当時の淀橋校舎(現在の新宿西口)東南の隅に、校祖・杉浦重剛先生・教職員・生徒代表の手で植樹した苗木を、現在の松原校地移転の際に、一号館アプローチへ移植したもの。その樹齢は100年にも及び、今では世田谷区を代表する巨樹に成長しています。 


樟は常緑樹ですから大量の雪を葉群全体で受け止めてしまい、その重量に耐えきれず折れてしまった枝が多かったようです。しかし、これまで、あまりの巨樹ゆえ剪定することも難しく、枝葉が繁りすぎていたことも事実。雪が植木屋さんの代わりに少々枝落とししてくれた・・・と解釈すれば慰めにもなります。 


「昨日は枝が折れるバキバキッという音を何度も聞きました・・・学園に奉職以来、こんなに凄い枝落ちは初めて・・・」と途方に暮れる硬式野球部の高橋助監督。

梅窓会 広報部会

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