2013年11月29日金曜日

「漢の花園」Vol.42霜月

みなさんは皇居・吹上御所の『自然観察会』をご存知ですか?毎年5月と11月に開催されています。吹上御所のほとんどは広大な森林で占められています。樹齢数百年におよぶ巨木が茂り、希少な動植物も数多く観察できるそうです。吹上御所の湿度は周辺より約10%~20%高く、吹上御所を含む皇居の森で発生する高湿度の空気が大気を冷やし、周辺エリアのヒートアイランド現象の抑制にも役立っているとか。

我が母校の森も小なりとはいえ松原界隈へ、心地よい湿度やフィトンチッドを振り撒いているはずで、PTA役員の中にも「森の清々しい空気に他校とは違う生命力を感じる」とおっしゃる方が大勢いらっしゃいます。”生命の息吹”を全身に浴びながら6~3年間を過ごせる、それも日本学園に学ぶ生徒の特権なのであります。学校説明会に来校される保護者・受験生に向かって、この素晴らしさを毎回メガホンで演説したいのでありますが、きっと先生方に羽交い締めにされた挙句、出入り禁止になりますので、そこはグッとこらえて、今日もガソゴソとカメラ片手に森を徘徊しております。

バラ(薔薇:バラ科)

イヌホウズキ(犬酸漿:ナス科)

キチジョウソウ(吉祥草:ユリ科)

ナンテン(南天:メギ科)

2012年11月紹介の草花はこちら!
2011年11月紹介の草花はこちら!
2010年11月紹介の草花はこちら!

広報部会 S56卒 永澤

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